保健福祉学部子ども学科Department of
Early Childhood
Studies

子ども学科 研究紹介

教員紹介

氏名?職位新山 順子 Niiyama, junko 准教授
専門分野舞踊教育学、幼児教育学(「表現」領域)
所属学会など日本保育学会、日本乳幼児教育学会、日本幼少児健康教育学会、
舞踊学会、日本体育?スポーツ?健康学会、岡山体育学会

主な研究テーマ

〈ダンス?身体表現に関する研究〉

1.ダンス?カリキュラムの研究
2.子どもの遊びや身体表現活動の指導法の研究
3.保育者養成における授業実践研究
4.生涯教育的視点による創作表現の継続と実践的支援
5.現代舞踊作品の制作?発表

こんな研究をしています

多様で豊かな舞踊文化の中から、教育の場では、「何を(内容)」「どのように教えるか(方法)」に関心があり、研究を進めてきました。乳幼児期、学童期、中学?高校の時期、そして大学とその時期に相応しいダンスの学び方があり、ダンスによる体験的な学びは人生を溌剌としたものにしてくれます。2015年には、「身体表現力」を保育者の重要な専門性の1つとして捉えて、保育者養成における即興を中心としたダンス授業の在り方やその価値について検証し、博士論文にまとめました。最近では、学校で現代舞踊などの創作表現を学んだ人たちが、社会人になると踊ること創作することを辞めてしまう現状を問題と考え、卒業後も継続できるように実践的支援(「ダンスアライヴ」)を開始しました。音楽やスポーツのように、ダンスを生涯続けることが豊かな人生に繋がることを実証していきたいと考えています。

受験生?在学生にひとこと

保育の内容は、5つの領域「健康」「人間関係」「言葉」「環境」「表現」で示されており、大学入学後は各領域ごとに指導法の授業があります。どの領域の学びも重要ですが、領域「表現」は乳幼児の遊びの中核を担うものであり、保育者には子どもの表したいイメージを認めたり、引出したり、イメージの実現に向けての様々な援助を行う技量が必要となります。身体表現であれば、子ども1人1人の動きを見極めながら、楽しさを実感できる表現へ導いていくことが大切でしょう。足球竞彩网科では、保育実践のための基礎的な学びの習得から、実践開発などより高度な研究的な視点への学びの応用も可能です。素敵な保育者になるための第一歩を踏み出しましょう。